宝塚沼の入口は星組でした【ロクモ配信より】

ジャニオタ5年目、宝塚沼に入りかけています。きっかけは配信されている星組ロックオペラモーツァルト(通称ロクモ)を観たことでした。

宝塚は友人が好きなので、4年前くらいに月組さんの鳳凰伝を観にいったり、スカステ無料の時に友人の好きな花組さんの公演を観たり、昨年の花組はいからさんが通るの生配信を観たり(音くり寿さんの環が好き)、とゆるく親しんでいました。楽しい、美しい、でも遠目にたまに観るだけにしておこう。そのはずでした。

ところがロクモ1本で、調べる手が止まらなくなった、、、経験上わかる、ここは沼。現在はスカステに加入し、過去公演を録画しまくっています(それなり年季が入ってきたレコーダの体力だけが心配)。

でもなぜ今なのか。ロクモの何が刺さったのか。

 

 

ロクモは星組現トップコンビ礼真琴さんと舞空瞳さんのプレお披露目公演(2019)です(これを660円でレンタル配信してくれる宝塚歌劇団の素晴らしさよ!)。私は花組時代の公演(メランコリック・ジゴロ)でひっとん(舞空瞳さん)を観て、そのかわいさとダンスが好きになり、また観たいな~と思っていました。で、最近まで星組はロミジュリをやっており、何回か生配信もあったのですが、予定が合わなかったりロミジュリがあんまり好きじゃない気持ちが邪魔したりで、結局観ずに終わってしまいました(円盤買おうかな~)。そんなときに友人がTwitterでロクモ配信してるよと(私宛のメッセージではなかったが勝手にキャッチしにいった)。で、観ました。

 

 

端的にいうと、礼真琴さんのエネルギーにやられたんだと思います。

 

 

というのも、この春、やる気が出なくて困っていたんですよね。コロナ禍疲れなのか仕事か他の要因かわからないですけど、特に何があるわけでもないけどやる気が出ないしそんな自分が好きになれない。そういうのをモーツァルト(礼真琴)の最初の曲(主題歌)が吹っ飛ばしてくれました。 

 

もうこれよ!これこれ!!という気持ちでテンションが上がる。ジャニのライブはあったけど、観劇には久しく行けてない中、劇場を感じる。そしてことさん(礼真琴)の歌、すごく気持ちがいい。人がいっぱい、歌う、踊る!楽しい!!

そしてひっとんのコンスタンツェ登場。かわいすぎて頭がおかしくなった。そこからはひっとん、ひっとん、、、と思いながら観る。終始かわいい。あとは割愛しますけど、ひっとんかわいいに頭を支配されながら観て、フィナーレのデュエダンでまた盛り上がり、一度目の視聴を終えました。そういえば後半でジュースマイヤーくんの顔がいいなと思って調べましたね。極美慎さん、注目します。もちろんことさんのことも調べ、ことなこ、、、好きかも。もっと観たい~~~。

 といいつつロクモを手放しで素晴らしかった!と言えるわけではなく、演出的に、ん?というところもありました。え、それで伝わる?みたいな。1回目は予備知識なしに見た上、ひっとんに夢中だったので、2回目は主要人物を軽く調べてから冷静に観たんですけど、やっぱりこの展開では説得力が足りなくないかと。「悪妻か」の台詞とかラスト2曲とか、それ言うんだったらもう少し描いて~感がありました。元からどのくらい変えているのかな。

とはいえ、今もロクモの曲が頭の中を回るし、コンスタンツェについても考え中だし、ロクモ大好きじゃんって感じです。正直、何気なく観た配信で落ちるとは思っていませんでした。でも楽しいです。コロナ禍で自由に動けない中、防衛のためか無意識に自分の世界を狭くしていた覆いをロクモが取り払ってくれたのかなと。今は他の組もみんな気になるし、まずはスカステ様で広くいろいろ観ていきたいと思います。それにしても過去公演の配信がお手軽に見れるのはいいな、ジャニもやってほしい。

 

地方住みなので生観劇の予定は未定ですが、次は星組のVERDAD‼生配信を観る予定。セクゾの配信と被らなくて助かった!楽しみです~!!